当社では自社で開発し、製品化したゲームを以下の2つのモデルでサービス提供することで収益を上げております。
製品化したゲームの版権として、韓国、台湾、中国などの海外のオンラインゲーム運営会社(以下、「運営会社」という。)とライセンス契約を締結し、その運営権を与えております。運営権を得た運営会社はサービス事業として必要な、集客のためのマーケティング活動、顧客サポート、サーバー管理等を主体となって行います。 当社としては、運営会社の収益の拡大のために、これらの活動を支援しております。なお、この契約は1つのゲームタイトルにつき、1ヶ国において、1社を原則とし、運営会社の現地での独占運営権を許諾するもので、あわせて当社からのゲームに関する継続的なバージョンアップとテクニカルサポートを提供するという内容となっております。 この契約に基づき、当社は運営会社から契約締結時に発生する契約金(ライセンス料)を徴収し、ゲームサービス提供開始後は、運営会社がユーザーより徴収するサービスの利用料、すなわちオンラインゲーム上でアイテムを購入したことにより課金される料金に連動して、その一定率をロイヤリティーとして徴収しております。 なお、ロイヤリティーの支払い条件等に関しては、運営会社との個別の契約に基づいて定められております。 事業系統図は以下のとおりであります。
2006年3月から、当社が直接エンドユーザーに対してオンラインゲームサービスを提供する自社運営サービス事業を開始しております。 自社運営サービスとは、ゲーム運営会社を介さずに当社が自社でオンラインゲームサービスを提供するサーバー群を用意し、自社でマーケティング活動を行って直接ユーザーにオンラインゲームサービスを提供するビジネスモデルです。 『GetAmped』に続く新しいゲームタイトルとして開発を進めておりました『ロボ聖紀C21』が完成したため、アジア各国に先立ち日本で自社運営サービスとしてサービス提供を開始しました。課金方法はアイテム課金制を採用し、当社は決済代行会社に手数料を支払い、ユーザーの利用料の回収業務を委託しております。 なお、販売するアイテムの価格帯は50円から800円程度と幅はありますが、200─400円前後が中心となっております。 当社は、新しいアイテムの投入を含む、定期的なバージョンアップを行うことで、常にゲームを改良し各種サービスを追加提供し、ユーザーに愛され続けるゲームになることを目指しております。 事業系統図は以下のとおりであります。